2019年春公開の映画、ドラえもんのび太の月面探査記の制作発表が先日10月15日に行われましたね。
今回の舞台は「月」という事ですがどんな内容なのかとても楽しみです。
今回は、映画ドラえもん2019のび太の月面探査記の監督、脚本を手掛けたお二人について紹介していきたいと思います。
特に脚本を書かれた辻村深月さんは、スペシャル映像でその思いが厚く語られるほど、ドラえもん愛が深いそうですうよ。
どんな人なのか気になりますね。
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ドラえもん映画2019「のび太の月面探査記」監督八鍬新之助さんはこんな人
映画ドラえもん2019のびたの月面探査記の監督に抜擢されたのは八鍬新之助さんです。
まずは八鍬監督の経歴やこれまでの作品について紹介していきますね。
映画ドラえもんのび太の月面探査記監督八鍬新之助の経歴
八鍬新之助監督は、1981年生まれの北海道出身で、お兄さんは劇作家・演出家をされている八鍬健之助さんだそうです。
ドラえもんやクレヨンしんちゃんなど数々のアニメ監督を務める原恵一氏に憧れ2005年にシンエイ動画に入社します。
そして新シリーズが始まったばかりのドラえもんテレビアニメ制作半に配属されて、テレビ・映画共にドラえもんの作品に関わっていきます。
入社10年目の2014年には映画ドラえもん新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~で初めての監督を任されるました。
その後、ドラえもん新シリーズの劇場版10作目に当たる映画ドラえもん新・のび太の日本誕生では監督兼脚本を担当するなど、ドラえもん新シリーズに大きく貢献している人物です。
八鍬新之助監督の作品には叙情溢れた作品が多く、ファンからも高い支持を得ています。
監督本人も「切なさを大切にしている」とコメントしています。
今回の、のび太の月面探査記も「月」がテーマという事で、スペシャル映像では、切ない眼差しで月を見上げる女の子のシーンをムることが出来ます。
月を舞台に叙情溢れる作品に仕上がっていくのではないでしょうか?
楽しみですね。
映画ドラえもんのびたの月面探査機監督八鍬新之助の実績
それではこれまでの八鍬新之助監督が携わってきた作品についてザックリ紹介していきます。
八鍬監督は主にドラえもんの作品に関わっていて、テレビアニメシリーズではシンエイ動画に入社した2005年から携わり、
制作進行・ディレクター、絵コンテ・演出・脚本、そして「ドラガオじゃんけん」の演出を経て、監督をしています。
劇場版では、2006年~2008年の3作品「のび太の恐竜2006」「のび太の新魔戒大冒険」「のび太と緑の巨人」では制作進行。
2009年の新・のび太宇宙開拓史では演出助手。
数年飛んで、2013年ののび太の秘密道具博物館ではおまけ映像を担当し、翌年2014年の新・のび太の大魔境で初の監督兼絵コンテを単相しています。
その後、2015年のび太の宇宙英雄記でまたおまけ映像を担当し、2016年に新のび太の日本誕生で2度目の監督。
2018年ののび太の宝島ではまたまたおまけ映像を担当し、2019年のび太の月面探査記で3度目の監督に就任しました。
ドラえもんシリーズ以外には、2016年にクレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウィーズというWEBアニメの監督を担当しています。
その他、講演会に登壇したり、映画祭にゲスト出演したり色々なところで活躍しています。
今後もドラえもんシリーズを始め色々なアニメに深く関わって行くんでしょうね。
ドラえもん映画2019「のび太の月面探査記」脚本辻村深月さんはこんな人
さてお次はのび太の月面探査記の脚本を担当している辻村深月さんについて紹介していきます。
辻村さんのドラえもんに対する愛情は、YouTubeに公開されているスペシャル映像でも特集されるほど深い様です。
映画ドラえもんのび太の月面探査記スペシャル映像についてはこちらの記事をどうぞ
映画ドラえもん2019のび太の月面探査記脚本辻村深月の経歴
辻村深月さんは山科県出身1980年生まれのミステリ・推理小説家です。
2004年に「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞して作家デビューしました。
子供のころから読書が大好きで、シャーロックホームズや少年探偵団、ズッコケ三人組などを読破していたそうです。
小学校3年生でホラー小説にハマるという強者です。
またその頃から自信でも小説を書き始め、ノート数冊分のオリジナルホラー小説を書いていたり、小学6年生の頃には、「十角館の殺人」を読んで綾辻行人の大ファンになり、ファンレターを何通も送り本人から返事をもらい何度もやり取りをするほどだったそうです。
2014年にメフィスト賞を受賞したデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」は、辻村深月さんが高校生の時から書き始めた作品で、大学の4年間を費やして書き上げた長編小説です。
ドラえもんは幼少期からの大ファンで、藤子・F・不二雄を尊敬し、ドラえもんに限らず色んな作品を感銘を受けているようです。
5年程前にも映画ドラえもんの脚本のオファーを受けていたそうですが、「誰よりもドラえもんファンだと思っているので、おこがましい」とオファーを断ったそうです。
藤子・F・不二雄をクモの上の存在とし、F氏の情熱がドラえもんを描いているともコメントしていて「その情熱を次へと繋げられるなら」という事で今回の脚本を担当する事を決めたそうです。
辻村深月さんは
「藤子・F・不二雄先生と同じく楽しんでドラえもんを描いていきたい」
「聖書の続きを書くようなものだ」
ともコメントしていて、ドラえもんや藤子・F・不二雄先生に対するリスペクトぶりがうかがえます。
映画ドラえもん2019のび太の月面探査記脚本辻村深月の実績
次に辻村深月さんのこれまでの作品や受賞歴についてザックリ紹介していきます。
2004年にデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞受賞。
その後、数々の賞の候補には上がるモノの受賞はならず、7年後の2011年に『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を受賞しました。
さらに翌年の2012年には『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞を受賞。
2018年には『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞しました。
その他、長編・短編・エッセイ・ドラマ脚本・映画脚本などなどいろいろな作品を世に出し続けています。
ドラえもん関係の作品は、2006年にドラことば 心に響くドラえもん名言集に6編のコラムが収録されています。
初のドラ映画の脚本ですが、かなり期待のモテる作品になりそうですね。
ドラえもん映画2019「のび太の月面探査記」監督・脚本まとめ
という事で今回は、映画ドラえもん2019のび太の月面探査記の監督に抜擢された八鍬新之助さんと、脚本に抜擢された辻村深月さんについて紹介しました。
ドラえもんと共に育ち、ドラえもん作品に深く関わってきた監督と、同じく幼いころからドラえもんを愛してきた脚本家のタッグで、2019年の映画ドラえもんも期待以上の作品に仕上がって生きそうですね。
2019年3月1日の公開が楽しみです。
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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