はい、こんにちは。
Junyaです。
今日は2年ぶりにタイに入国しました。
人生初のフェリーでの国境越えでしたが、なんも特別な事はなく普通でした。
さて、ニュージーランドでは色んな所で大自然を味わうことができ、心洗われるコトが多いんです。
今回はその中でも特に僕が気に入ったトコロ、「カラメア」をご紹介します。
カラメアとは
聞いたことがないって人がほとんどかと思います。
僕も、カラメアに行く数日前まで知りませんでした。
南島北西にある秘境の地
西海岸の北部にあり、三方を山に囲まれていて、残りの一方は海です。
人口600人ほどのとても静かな街。
小売店なども必要最低限しかなく、民家も少ないです。
峠を越える唯一の道
カラメアにつながる道路は最寄りの街、ウエストポートから峠を越える一本道のみ。
その道が土砂崩れなどで遮断されると、完全に孤立してしまいます。
まさに人里離れた秘境の地です。
太古の昔からの自然が残された地
5億年以上も前のニュージーランド最古の化石も発見されているこの辺りは、当時の地層などもそのまま残っているそうです。
何億年もかけて創られた鍾乳洞や洞窟、巨大な岩のアーチも見ることが出来ます。
カラメアヘの行き方
そんな秘境の地、カラメアへの交通手段を調べてみました。
バスで
ネルソンや最寄りの街ウエストポートから、バスが出ているようです。
しかし週に1~2本しか出ていないみたいです。
旅行計画を立てる時は気をつけてください。
車で
車で行ける道は、ウエストポートからの峠を越える一本道のみです。
ウエストポートからは一時間半ほどで着きます。
土砂崩れなどで道が塞がってしまうとカラメアへはい行ませんので、嵐があった後などは事前に道の状況を確認しましょう。
ヒーフィートレックを通って
国立公園内にあるトレッキングコーストを通ってカラメア行くという方法もあるようです。
しかしかなり本格的なトレッキングコースです。
5~6日かかるそうです。
この場合はカラメアへ行くと言うよりトレッキングが主な目的になりますね。
カラメアの楽しみ方
そんな人里離れた秘境の地、カラメアではどんなことが楽しめるのか、一部を紹介しましょう。
カフランギ国立公園のグレートウォーク
先ほども言ったヒーフィートレックなどのトレッキングコースがいくつもあり、大自然の中を歩いて回れます。
ヒーフィートラックは、ニュージーランドグレートウォークスの一つに数えられるほどの素晴らしいコースです。
数日かけて山を越え、森を抜ける本格的なものもあれば、数時間で回れる手軽なものもあります。
自分にあったコースを楽しみましょう。
大自然が作り出した巨大な橋、オパパラアーチ と 洞窟
ジャングルの中を車で20~30分進むと、トイレと休憩所があります。そこに車を止めて、そこから徒歩の道になります。
森も中をきれいな川が流れていてとても気持ちいいトレッキングが楽しめます。
川沿いの道を川上にしばらく進むと、川をまたいで頭上遥かかなたに巨大な岩の橋がかかっているのが見えてきます。
更にその奥は大きな崖をくり抜いたような、巨大な洞窟があり川は奥から流れてきています。
少し奥まで覗きに行くと、巨大な空洞は反対側に抜けて、巨大な岩山を貫いているのがわかります。
危険ですのでその先には行けません。
遥か数十メートル上から水滴が垂れてくる光景はなかなか幻想的でした。
その近くには他にも、湖の見られるコースや、洞窟に入れるコースもあります。
洞窟は、入り口まで道が作られていますが、中はほぼ手つかづの状態で、真っ暗です。
昼間でも真の暗闇を体験出来ました。
ビーチから見る美しい夕日
街の近く、歩いていけるところにカラメアビーチがあります。
ヒーフィートラックを1~2時間歩いたところにもビーチがあったんで行ってきました。
どっちのビーチも空気がキレイなんで夕日もめちゃキレイです。
トレッキングコースの方は、サンドフライが大量にいたのであまりおすすめしません。
サンドフライは咬まれると一週間以上痒いです。
夜はプールバーで静かにお酒を楽しめる
昼間散々歩いた夜は、静かなバーでビリヤードでもしながらゆったり過ごしましょう。
客がほとんどいないのでのんびり過ごせます。
暖炉もあるので寒い夜でもホカホカです。
カラメアで絶対おすすめの宿 ロンゴ
カラメア行くなら絶対泊まってほしいのが、ロンゴです。
僕はむしろ、ここに泊まってみたくてカラメアに行きました。
芸術家達が数々の作品を残していったバックパッカーズ ホステル
アーティストの客は無料で宿泊できるらしく、イロイロなアーティストが残していった作品がそこらじゅうに飾られている。
たくさんの芸術作品を見ることが出来る、まるでギャラリーのようなバックパッカーズホステル ロンゴです。
サイトはこちら。 ロンゴ バックパッカーズ&ギャラリー
てか名前にギャラリーってはっきり入ってますね。
「ギャラリーのような」ではなく、ギャラリーです。
楽器もイロイロ置いてありました。
オーストラリア人オーナーの奥さんは日本人
この地を気に入り移住しロンゴを建てたのはキウイではなく、オーストラリア人なんです。
さらにその奥さんは日本人で、日本のテレビ番組にも特集されたらしいですよ。
なのでサイトも日本語ページがちゃんとあり、日本人にもわかりやすい。
可愛い娘さんもいてとても幸せそうな家族でした。
奥さんの妹さんもいました。
みんな親切で、自宅のようにくつろげる宿
トレッキングから帰ると、ちょうどみんなでご飯の時間でした。
オーナーファミリーに妹さんファミリー、そしてお客さんも一緒にテーブル囲んでいて、まるで親戚の集まりに参加したかのようなディナータイムでした。
奥さんの手料理などご馳走していただいて、みんなで団欒。
子供が最近練習しているダンスを披露してくれたり、なぞのなぞなぞおじさんが英語でなぞなぞ出してくるもんだから、チンプンカンプン。平和な夜でした。
その日は一番安いドミトリーで予約してたんですが、オーナーのはからいで、ダブルルームに泊めていただきました。
(女の子の友達と二人で行ったもんで、カップルと勘違いされたようです。
友達は気まずそうに苦笑いでしたが、僕にしたらラッキーな話なんで、即答でThank you so mach!と満面の笑みで答えました。
結局その夜は何もありませんでしたが。残念。)
ウーフィングもやっています。
ロンゴはオーガニックファームもやっていて自分たちで育てた野菜や家畜で生活しているそうです。
そのお手伝いをする代わりに、無料で滞在させてくれるWWOOFをやっています。
とてもいい経験になると思います。
興味ある方は公式サイトから問い合わせてみてください。
まとめ
人の少ない、山と海に囲まれた田舎好きにはたまらないところです。
大自然の壮大さを味わうことも出来、人の暖かさを感じることもできた最高の場所でした。
少し行きにくいところですが、のんびりリラックスしたいという方には本当におすすめのカラメアとロンゴです。
ニュージーランドに訪れた際はぜひ行ってみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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