ゴルフをプレーするにあたって、ドライバーを打ちこなすことは、全てのプレーヤーにとって大切なことです。
なぜなら、ゴルフコースでのプレー18ホールの中で、ショートホールの4ホールを除いた、ほとんどのホールでドライバーを使うからです。
ゴルフのスイングは、アドレス(構え)→ グリップ → ティーバック(振りかぶり) → トップ → 切り返し → ダウンスイング → インパクト → フォロースルー の流れで行います。
順に解説していきますので、正しいスイングを身に付けて、スコアアップを目指しましょう!
クラブの長いドライバーは足幅広げてアドレスを安定させる
正しいスイングにかかせない事は、アドレスをしっかりとるという事です。すなわち姿勢が大変重要になります。安定した姿勢がスイング中のバランスを保ちます。
特にドライバーは他のクラブと比べて長いため、スイング中にバランスを崩しやすいです。そのため、下半身を安定させるように他のクラブよりも足の幅を少し広げて構えます。
クラブが長くなるため、当然ボールは目標の方向へ移動します。
体重はかかとよりにかけて、やや前傾します。
うまいスイングはリラックスして軽くグリップ
次にグリップになりますが、手は自分の体とクラブをつなげる唯一の部分です。この部分がしっかりしていないと、せっかく体にたまったパワーをクラブヘッドに伝える事ができません。
だからと言ってクラブを強く握る人を見かけますが、それでは体の筋肉が緊張してしまい、うまくスイングをすることができません。
あまり強く握り過ぎずに、リラックスしてクラブを吊るような感じで握ると良いでしょう。
ティーバックは、腕の力は使わずに体の回転で行う
さていよいよスイングですが、まずはクラブをボールから遠ざける動き、テークバックです。
テークバックは、手で上げるものだと勘違いしている人もいるでしょう。しかし、クラブは本来体の回転で上がっていくものなのです。
体の回転で上がったクラブのフェースは、腰の高さで正面よりも少し下を向いています。
トップは地面と平行で止めるとドライバーショットが安定
そしてトップですが、ここで特に気を付けなくてはいけないのは、ドライバーは長いために、非常にオーバースイングになりやすいということです。
できるだけ地面と平行か、やや下に下がるくらいの所で止まるように心掛けましょう。
それがドライバーショットを安定させることに繋がります。
切り返しは下半身を先行させ上半身との時間差を作る
次に切り返しです。この言葉は聞きなれない方が多いと思いますが、ゴルフのスイングにおいて非常に大切な動きになります。
どのような動きかといいますと、トップの位置からクラブを振り下ろすのに、上半身が下半身より少し遅れて戻るこの動きが、切り返しと呼ばれるもので、大きなパワーを生むわけです。
これが上半身、下半身とも同時にダウンスイングを始めるようですと、体の捻りがほどけて、その結果クラブがボールに対して、目標線の外側から入って来るようになります。
切り返しの時間差の動きは、テークバックの時に手だけでクラブを担ぎ上げてしまうと、正しく行うことができないのです。
体の回転でクラブを上げていった結果、振り下ろすときに下半身から先に始動することができるのです。
ダウンスイングは体に巻き付くように自然に振り下ろす
ダウンスイングでは、先ほどの切り返しで蓄えられたパワーを維持したままボールに振り下ろしていきます。
切り返しがうまくできていれば、手で無理にコックをしてクラブを遅らせようとしなくても、自然にクラブは遅れて体に巻き付くようにして降りていきます。
これによって、目標方向に対してクラブがインサイド気味に降りてきます。
ダウンスイングの位置をインパクトの瞬間までキープ
インサイドから降りてきたクラブが、ここでボールと接するわけですが、この時左腕は伸びていても構わないのですが、右腕は決して伸ばしてはいけません。
ダウンスイングの位置をキープしたまま、体に近づけてインパクトをします。
そしてインパクトの瞬間に両腕を伸ばすことを意識します。
スイングの良し悪しはフォロースルーからフィニッシュに現れる
フォロースルーからフィニッシュは、スイングのそれまでの結果であるとよく言われます。
テークバック、トップ、ダウンスイング、インパクトまでの動作が正しく行われたならば、フィニッシュでは完全に体重が左足に乗り、腰は目標方向に正対します。
打ったボールが落ちるまで、その状態をキープできればOKです。
ゴルフドライバー正しいスイングの基本まとめ
1.アドレスではかかと体重で自然に前傾しましょう。
2.グリップは柔らかく吊るようにして握りましょう。
3.テークバックからトップまで、体の回転でクラブを上げていきましょう。
4. 切り返しからダウンスイングでクラブにタメを作りましょう。
5. インパクトからフォロースルーにかけて大きく両腕を伸ばしましょう。
ドライバーのスイングのイメージは作れましたか?
さっそく練習場へ行って、ドライバーの練習をしましょう!
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