はい、こんにちは。
Junyaです。
旅とはあんまり関係ないですが、たまにドラえもんネタも投入していきます。実はドラえもん大好きなんで、映画は毎年楽しみにしています。
今年の春公開された、映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大作戦を見た感想です。
初の映画レビューです。読書感想文とか大嫌いでまともに書いたこともないので、下手くそかもしれませんが一生懸命書きました。
冒険って言う点では旅と少しは関係あるかな。
映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険【予告動画とパオパオダンス】10万年後に助けてくれ。
時を越えた壮大なストーリー
タイトルでも分かる通り、今回ののび太の冒険は南極が舞台です。夏休みのクソ暑い時にかき氷食いたいからって南極に行っちゃう。のび太はやっぱり考えることがスケールデカイです。
そっから南極で豪快に遊んじゃって、氷山の奥深くで謎のリングを発見するところから物語がどんどん進展していきます。
そのリングを調べたら10万年前のものだって事が判明。
リングを持ち物に届けようとするのび太の発想が優しいのかバカなのか。どっちもなんですね。バカ優しいんです、のび太は。
ということで、大切なものなのかタダのガラクタなのかもわからない落とし物を届けるために、のび太といつもの仲間たちの時を越えた冒険が始まります。
いつもは、のび太のしょうもないワガママから新しい友達との出会いがあって、その友達を助けるためにって展開が多いんですが、今回は友達に出会う前に、のび太の謎の正義感からみんなの好奇心を生み、わざわざ10万年も前に行く事になります。
こいつらの好奇心半端ないです。ドラえもんへの信頼がスゴイのか、每年冒険しすぎて感覚が麻痺しているのでしょうか。
羨ましいです。僕も感覚麻痺するほどわけわからんこといっぱい体験したい。
やたら専門的な解説に子供達の可能性を期待
最近のドラえもんは特に、歴史とか宇宙とか科学とか、かなり専門的な解説出てきますよね。
今回は「スノーボールアース」について詳しくドラえもんが解説していました。簡単に言うと地球全体が凍るって話。氷河期とかもそれに当たるみたい。そしてその氷が溶けた後、生き物が活性化して進化が進むとか。
一見難しい話やけど、これに興味を持つ子供が居て、そこからどんどん学んでその道の専門家になるかも知れんと言う、子供の可能性を見い出すきっかけを期待しての、ドラえもんの解説なんやろうね。
ドラえもんは、のび太だけではなく日本中、世界中の子供の事を思ってるんですね。アホのフリして考えてはるわ。
ドラえもんの醍醐味 ひみつ道具に心ワクワク
日本中のドラえもんファンがいつも楽しみにしているのが、新たなひみつ道具ですね。日本に居る時は毎週毎週金曜日が楽しみでした。
そして映画でも毎回おもしろい道具が活躍するんですね。
今回使いたいって思ったのが、「氷ざいくごて」
南極の氷の塊をあっという間に自由自在に彫刻しちゃう。彫刻というより変形させてましたね。思い通りに。遊園地まで作っちゃう優れもの。あれで色んなもん作りたいねぇ。
そして「ふかふかスプレー」で氷をふかふかにしちゃう。ふかふかっていうかプリンみたいにぷるんぷるんって感じ。あの氷のソファーに座ってみたい。
あと「局地探検そり」と「ピーヒョロロープ」の組み合わせ。息切れるやろって突っ込みたくなる。もっと良い移動手段あるはずやけど、その場の雰囲気を大切にするのがドラえもんの良いところですね。
そこはあの道具使えばいいのに!ってのは気にしない
「極地探検そり」と「ピーヒョロロープ」もそうですが、ドラえもんの映画には、「ここはいつものあれ使ったら早いやん!」って場面がちょくちょくあります。
しかしそれは、僕らが安全な場所でリラックスして傍観してるからこそ思いつくのであって、現場で必死に冒険してる当人たちはそこまで頭が回ってないんです。しかも彼らは欠陥ロボットと小学生ですから。絶体絶命のピンチの時なんて特に目当ての道具すら出せませんからね。
「ここはあれ使ったら、、、」て思いながらも、「それが思いつかないくらい焦ってんやな、頑張れ!」っていう気持ちで暖かく応援しましょう。
たまにジブリに影響されたシーンも
制作スタッフもスタジオジブリに憧れてその道に進んだ人が多いんでしょうね。ところどころジブリっぽいシーンがありますね。
風の谷のナウシカの蟲みたいなのも居ましたし、もののけ姫のデイダラボッチみたいなのも堂々と出てました。
パクってるとかそういうんじゃないんです。憧れなんです。藤子・F・不二夫先生も、日本漫画界の神 手塚治虫先生に大いに影響受けてますからね。
良いものはどんどん受け継がれて行くんですね。
やっぱりのび太はカッコイイ
のび太はやっぱり困っている人のために行動を起こすのに躊躇が無いんですよね。誰かが困っているのに見過ごすとか、躊躇するっていう概念が彼の中には微塵もないんです。カッコイイですよね。本当に見習いたいです。
世界中の人がのび太みたいになったら、平和しかありえないですね。
しかしもうちょっと自分のために行動するってこともしたほうが良いですね。日常生活は怠けてばっかりですから。
そして友達に対する愛情も半端ない。偽ドラえもんが現れてみんなが、偽物と決めつけたドラえもんを懲らしめようとした時、「どっちが偽物だろうとひどい目に合わせたくない」って想いで1人反論。非暴力に加えて、たとえ一人でも自分の意見をはっきり主張できる男。
そして頑張りすぎず、ガッツリ手を抜ける男。
欝からも過労死からも一番遠い、今の全ての日本人が手本にするべき人物像です。
時の流れを利用した巧妙な結末に違和感もスッキリ
僕はドラえもんと同じくらいバック・トゥ・ザ・フーチャーシリーズも大好きなんです。時空越えちゃう系の話が好きなんですよ。巧妙に時間を利用した感じ、たまんないです。
この話も前半で微妙に感じてた違和感が、最後全部スッキリしました。
「あの氷はなんであの形なんやろ?」ってのがあってちょっと引っかかってたんです。油断してたら見過ごしてしまいそうな些細なところなんで、特に意味もなく、なんとなくそういう風に描かれたんかと思ってたら、、、ちゃんと理由があって後半でわかるようになってるんですよ。「これのおかげでああなってたんか!」って。よく考えられてます。
それにともなって、その他もろもろが過去と現代で全部つながっていく。ほんまに4次元なんですよ。
やっぱり、いくつになってもドラえもんは面白い
今回の映画ドラえもんは結構評価が高いと聞いてましたが、その通りでした。
每年楽しみに見てますが、正直「ちょっと期待はずれ」って年もあるんですよね。そういう時は「まぁ言うても子供向けやから」って納得するんです。
しかし今年かなり楽しませてもらいました。
中盤までまぁまぁな感じやったんですが、後半のどんでん返しが良かったです。付箋回収って言うんですかね。それが見事に収まって「まじか!?」って感じで感心させられました。
大人が見てもめちゃくちゃ楽しめます。子供向け映画ってのは基本親が一緒に行って見ますからね。親も楽しめるように作るってのは理にかなってますね。
その親も今の世代なら絶対子供の頃ドラえもん見てワクワクして育ってますから。その親をファンに引き戻して2世代、3世代で楽しませる。
ドラえもんとのび太の魅力は時を越えてます。
映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険【予告動画とパオパオダンス】10万年後に助けてくれ。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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