はい、こんにちは。
タイの古都アユタヤ。
タイ観光の際には旅行計画に組み込まれることも多い所でしょう。バンコクからも日帰りで行けてたくさんの遺跡を巡ることが出来るので、人気の場所です。
今回は、そのアユタヤの人気の遺跡の1つで、別名「夕焼寺院」とも呼ばれている、「ワット・チャイ・ワッタナーラーム」について紹介していきます。
ワット・チャイ・ワッタナーラームの場所や、入場料、見どころ、見学時の注意点なんかを書いていきますので、どうぞごゆっくり。
アユタヤについては以下の記事もどうぞ↓
アユタヤの仏像の頭が木に埋まってる遺跡 ワット・マハータート
アユタヤ遺跡 ワット・チャイ・ワッタナーラームについて
このワット・チャイ・ワッタナーラームは1630年に当時の王様、プラサート・トーンが建てたお寺の跡です。
真ん中にあるひときわ大きな仏塔はクメール様式で建てられていて、カンボジアの遺跡にもよく似ています。
この仏塔はビルマの軍隊によって壊されてしまいましたが、1987年にタイ政府が修復して今は公園として観光客も入れるようになっています。
場所は、アユタヤの川に囲まれたエリアから西に少しはみ出たところです。
アユタヤの駅からだと、車で20分~30分ほど、徒歩で1時間半~2時間ほどかかります。
トゥクトゥクかタクシーを捕まえましょう。
営業時間は8:00~18:00
入場料は50バーツです。
正確な場所は地図で確認してください。
アユタヤ遺跡 ワット・チャイ・ワッタナーラームでの注意事項
ワット・チャイ・ワッタナーラームの入り口にはこのような注意事項の案内が張り出されています。
ワット・チャイ・ワッタナーラームの注意事項と言うよりはタイのお寺全般での注意事項です。
内容としては、「敬意を払った振る舞いをしましょう」とか、「服装をきちんとしましょう」とか、「敷地内では靴を履きますが、境内に入る時は脱ぎましょう」とか、「挨拶する時は合掌しましょう」とか、
「仏像によじ登ったり、無礼なことはするな」とか、「裸や露出度の高い格好で入るな」とか「恋人と手と繋ぐのはいいけど、それ以上のことはするな」とか「たとえ友達同士でも他人の頭を触るな」とか、「足で人を指すな」とかですね。
仏像に登るなとか靴を脱げとかは日本人なら言われなくてもわかりますよね。ただこのワット・チャイ・ワッタナーラームには靴を脱いで上がるような部屋はありません。
服装はちょっと気をつけていないと、かなり暑いときなんかはタンクトップ、キャミソールなんかで注意を受けるかもしれません。羽織るものやTシャツは、タイ観光には欠かせませんね。
その他、頭を触るなってのは日本にはない文化なので気をつけないとイケないですね。
アユタヤ遺跡 ワット・チャイ・ワッタナーラームの中
真ん中のクメール様式の一番大きな仏塔のまわりを5本の小さな仏塔が囲むように建てられていて、その様子はとても重々しさがあって立派です。
一つ一つの仏塔の大きさや配置がとても良く考えられています。
敷地内はとても広いです。
キャッチボールしたくなりますね。絶対怒られると思いますが。
ここにも注意事項が書かれています。
基本的に変なところには登るなということですね。
あと頭のない仏像に自分の頭を合わせて写真を撮ったりするのもダメです。
仏に対する冒涜になるそうです。
これがその頭のない仏像ですね。
ビルマ軍に攻め込まれた時にほとんどの仏像の頭を破壊されたそうです。
アユタヤの多くの遺跡でこの頭の無い仏像が見られます。
コレもそうですね。
仏塔の中に置かれた大きめの仏像です。
外に並んでいるものは全て破壊されています。
ビルマ軍の強い執念を感じますね。
この仏像はなんとか被害を逃れたようです。
運のいい仏像ですね。なにか特別なご利益があるかもしれません。
外壁の装飾の仏か何かわからないものの頭もなくなっていました。
執念ですね。
ふもとから見上げた真ん中の仏塔です。
35メートルあるそうです。
迫力あります。
真ん中の仏塔とそれを囲む仏塔や仏像たちの間の空間です。
芝が敷かれていてキレイです。
この真中の仏塔を囲むように四方に小さな仏塔を建てるのがクメール様式の特徴だそうです。
このワット・チャイ・ワッタナーラームはアユタヤで最も美しい遺跡の1つと言われていて、夕焼寺院と呼ばれるほど夕日時はキレイになるそうです。
さらに夜21時までのライトアップはとても幻想的で人気です。
まとめ
アユタヤ遺跡の中でも美しいと評判のワット・チャイ・ワッタナーラームを紹介しました。
位置的にも端っこ方にあるので、真ん中らへんの遺跡を先にたっぷり巡って、日が落ちてきた頃にこのワット・チャイ・ワッタナーラームに来て夕日やライトアップを楽しむのも良いと思います。
遺跡が見せる壮大な歴史を感じながら、その当時から今も変わらす美しく世界を赤く染める夕焼けに心震えること間違いなしでしょう。
アユタヤ遺跡観光の締めはここワット・チャイ・ワッタナーラームで決まりですね。
他のアユタヤ遺跡や観光地に関しては以下の記事もどうぞ
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アユタヤで象に乗れてトラに触れる場所「エレファントビレッジ」
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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